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Why Japanese People!みんなに伝えたい日本のWhy?
~厚切りジェイソンエネルギートーク~

掲載日:2024.2.13

2023年12月9日に松山大学でエネルギーセミナーを開催しました。 当日は、松山大学の学生を中心に146名の参加がありました。
開催の様子をレポートにまとめました。


第一部:厚切りジェイソン氏 × やのひろみ氏

趣味でやってみたかったお笑い芸人!

IT企業に勤めながら、芸人の養成所に通い始め、芸人の道へ。 「企業勤めかお笑い芸人かのどちらかを選択しないのか」とよく 聞かれたが、1つに絞って失敗したら何もかもなくなってしまう。 次の挑戦ができるように余裕を残すことが大事だと思う。

コツコツ支出を減らすのがコツ!

お金はただ我慢するのではなく工夫をしてお金を使った方がよい。 例えば、飲み物を自動販売機で買うのではなく、スーパーなどで2ℓの飲み物を買った方が安い。コツコツ支出を減らすのがよい。

なりたい自分が決まったら即行動!

日々「自分がどうなりたいのか」を考えて、それが決まったら 早めに行動することが大切。即行動すると残された時間が増える

写真左:厚切りジェイソン氏とやのひろみ氏   写真右:公演中の厚切りジェイソン氏



厚切りジェイソンさんへ質問

Q.ついお金を使ってしまうのですが、どうすればよいでしょうか。

A.家計簿をつけると自分がどんなことにお金を使っているかわかるので対策がしやすいです。また、使ってはいけない分は手をつけないことです。私はそうやって投資分を確保しました。

Q.日本語がお上手ですが、どうやって勉強されましたか。

A.アメリカの大学で日本語を勉強していました。テストでは100点だったので自信があったのですが、日本に来たら全く聞き取れませんでした。だから、1日8時間ずっと日本のコンテンツにふれる環境に身を置きました。何回も何回も日本語を繰り返して聞くことで、聞き取れるようになっていきました。

<参加者の感想>

・エネルギーについてこんなに勉強する機会はあまりないので、すごくいい機会だった。

・私たちとは切っても切り離せないことなので、もっと知ろうと思った。

・教職を目指すうえでぜひ教育現場や大学の授業でも活用したい内容だった。

・日本は石油などをほとんどを海外から輸入していることに驚きました。

・原子力の最終処分に関することも聞いてみたかったので、時間が足りなくて残念だった。

・水力発電がもう増やせないというお話や、エネルギーに関する話は自給率の面も含めほぼしっかり聞いたのは初めてだったと思います。

・原発を稼働するにも新しいルールができ、自給率を上げるのにはまだ大変と言うことがわかりました。



第二部 トークセッション with 厚切りジェイソン氏 × 前田博貴氏(資源エネルギー庁 原子力立地政策室長)× やのひろみ氏

知っておいてほしい 日本のエネルギー政策


日本はエネルギー資源が乏しい国

日本の一次エネルギー自給率は約1割で、OECDに加盟する38カ国のうち日本は37位。極めて低い水準となっています。日本はエネルギー資源が乏しい国でエネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っているのが現状です。海外依存度が高いということは、もし輸入先の情勢が不安定になった場合、日本はエネルギー供給のほか、エネルギー資源の価格に影響を受けることになります。特に一昨年のロシアのウクライナ侵攻以降、世界のエネルギー情勢は混迷を深め、エネルギーの安全保障の重要性が再認識されています。


出典:資源エネルギー庁HP


Why!?電気代高騰!!

ウクライナ侵攻以降、世界的にLNG(液化天然ガス)の輸入価格が上昇しています。また、円安による影響でエネルギー資源の価格の高騰に拍車がかかっているという状況です。
エネルギー資源の価格の高騰は、電気料金の値上げにつながっています。私たちが使用している家庭向けの電気料金だけでなく、電気を使用して製品を生産している企業などの産業向けの電気料金も上昇しています。こうした中でも原子力発電の再稼働が進んでいる関西電力や九州電力の電気料金は比較的低く抑えられています。

出典:資源エネルギー庁HP

電源構成はバランスが大事

様々な発電方法がありますが、各発電方法には長所もあれば短所もあります。再生可能エネルギーはCO2を排出しないため、環境への負荷低減に優れています。今後、最大限導入することが求められます。
一方で、太陽光発電や風力発電は、日照・風況状況によって発電量が左右されます。そのため、発電量が調整しやすい火力発電を利用することで、その変動した分を補う必要があります。また、安定供給を確保するためには、ベースロード電源として、原子力発電も利用していく必要があります。
このように、日本は、特定のエネルギー源に依存するのではなく、安全性の確保を大前提に、エネルギーの安定供給を第一とし、生活や経済活動に影響を与える電気料金や地球温暖化への対応などを考慮しながら、バランスのとれた「エネルギーミックス」を目指しています。

出典:資源エネルギー庁HP

カーボンニュートラルの達成に向けて

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするというものです。 多くの国が2050年までのカーボンニュートラル実現を目指しています。IEA(国際エネルギー機関)の分析では、カーボンニュートラルの実現には、世界の再生可能エネルギーを約6倍、原子力発電を約2倍にすることが必要とされています。


出典:資源エネルギー庁HP


<参加者の感想>

・エネルギーについてこんなに勉強する機会はあまりないので、すごくいい機会だった。

・私たちとは切っても切り離せないことなので、もっと知ろうと思った。

・教職を目指すうえでぜひ教育現場や大学の授業でも活用したい内容だった。

・日本は石油などをほとんどを海外から輸入していることに驚きました。

・原子力の最終処分に関することも聞いてみたかったので、時間が足りなくて残念だった。

・水力発電がもう増やせないというお話や、エネルギーに関する話は自給率の面も含めほぼしっかり聞いたのは初めてだったと思います。

・原発を稼働するにも新しいルールができ、自給率を上げるのにはまだ大変と言うことがわかりました。

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