コラム
エネルギー資源のこと
石油や石炭は、どのようにしてできたの?
石油や石炭は、どのようにしてできたの?
2013年8月8日
たとえば石炭は、もともとは主にレピドデンドロンという大きな木でした。今から3憶年ほど前に生えていたこれらの木が地中に埋まり、地球内部の熱や圧力で黒く硬い石炭に変化しました。
このように何億年も前の動植物が地下に埋まり、地球内部で液体になったのが石油、固体になったのが石炭、そしてガス状になったのが天然ガスなのです。これらは総じて「化石燃料」と呼ばれています。
こうした「化石燃料」の主な特徴は、量に限りがあること、燃やしやすく使いやすいことなどです。一方で「化石燃料」は燃やすために、原子力や太陽光、風力などのエネルギーに比べて、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を多く出すという特徴もあります。
関連記事
Copyright(C) Japan Atomic Energy Relations Organization All Rights Reserved.