コラム
エネルギーと地球環境
近頃話題の太陽光発電はどうなの?
近頃話題の太陽光発電はどうなの?
2013年8月26日
太陽光発電は、太陽の光を直接電気に変える発電方法で、ソーラー発電とも呼ばれ、世界的に導入が積極的に進められている再生可能エネルギーのひとつです。
太陽光をエネルギー源にしているため枯渇の心配がなく、CO2も排出しませんが、その一方で、太陽が顔を出さない夜間や雨の日は発電できないなど、発電が天気に左右されるため、安定して電気を作ることができません。
また、まとまった量の電気をつくるには、広大な土地が必要で、たとえば3,000世帯分の電力を賄う日本で最大の堺太陽光発電所(関西電力)の敷地は、東京ドーム約4.5個にもなります。
その他にも、他の発電方法と比べコストが高いなどの課題もあります。しかし、環境にやさしいエネルギーである太陽光発電ですから、これらの課題を考慮しながら増やしていく努力と、様々な発電方法と組み合わせて利用することが必要です。
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