コラム

エネルギーと地球環境

北極やそこにいるシロクマが危ないって本当?

北極やそこにいるシロクマが危ないって本当?

2013年8月26日



地球温暖化によって、実際北極圏では海氷の厚さが約40%ほど減少しているようです。
では氷が減るとどうなるのか。シロクマ(ホッキョクグマ)を例にとってみましょう。
シロクマは春と秋に氷の上で狩りを行います。食料は氷の下にいるアザラシです。しかし、地球温暖化によって氷が溶けるのが早くなり、食料を十分に確保できないようなのです。
ある調査によると、シロクマ生息の最南端であるカナダのハドソン湾では、通常より氷が溶けるのが一週間ほど早かったため、シロクマの体重が10kgも減ってしまい、健康状態が悪化しているケースもあるようです。また、シロクマのメスの場合、北極圏の気温が1℃上昇すると体重が22kgも減ってしまうこともあるとか。
地球の生き物は密接な関係でつながっています。地球の仲間であるシロクマの危機は、私たち人類の危機でもあるのです。



この記事に登録されたタグ

このページをシェアする

  • Twitter
  • instagram
  • Facebook
  • LINE

関連記事

PAGETOP