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コントロール上手だ!火力発電所
石油、石炭、天然ガスなどを燃やして発電する火力発電所は、現在、私たちが使う日本の電気の約90%をつくっています。電気はためておけないので、私たちが使う量と発電量を同じにしなければなりません。燃料の量を変えて電気をつくる量を多くも少なくもできる火力発電は、その調整役としても働いています。
火力発電所は「火の力」で電気をつくるの?
そうだよ。燃料を燃やす火でお湯をわかして、その蒸気でタービンを回して発電するんだよ。
ヤカンの湯気でかざぐるまを回すような感じか。
うん。その燃料が石油、石炭、天然ガスなんだね。
じゃあ、いっぱい燃料を燃やせばいっぱい発電できるの?
うん。季節や昼と夜でも使われる電気の量は違うでしょ。火力は燃料の量でつくる電気の量を調整できるから、電気を必要な量だけつくる調整役としても大切なんだ。
火力発電所とその仕組み
火力発電は電気を上手に調整してつくれるけど、大気を汚す物質や二酸化炭素が出ちゃうんだね。
便利だけど、そればかりだと環境に負担があるから上手に使っていくことが大切なのね。
火力発電所の良いところと悪いところ
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