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家庭での電気の使用量は、増えているの?


ニュースがわかるトピックス

2012年7月17日


家庭で使われるエネルギーの量は、生活の利便性・快適性などを追及するライフスタイルの変化や、世帯数の増加など社会構造の変化によって、増加を続けています。特に、安全で使いやすい電気の使用量が増えています。


家庭で使われるエネルギーは、1973年度には電気とガス(都市ガス・LPガス)、灯油が、それぞれ約3分の1ずつでしたが、2009年度には電気の割合が2分の1を超えています(エネルギー白書2011より)。これは、主にエアコンや電気カーペットなどの冷暖房用の家電製品が普及したことや、家電製品の大型化・多機能化が進んだこと、さらにパソコンなどの情報機器が多く使われるようになったことなどによるものです。しかし、近年は省エネ機器などの普及により、電気の使用量は横ばい状態となっています。


1世帯あたりの電気の使用量は着実に増え、現在では1ヵ月あたり約300キロワットアワーと、40年前の2.5倍、30年前と比べても1.6倍の使用量になっています。


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