解説 ホーム > 解説 > ここが知りたい!新規制基準Q&A > [Q]新規制基準のポイントは、どんなこと? ここが知りたい!新規制基準Q&A [Q]新規制基準のポイントは、どんなこと? 日本原子力文化財団 2014年1月21日 [A] 地震や津波への対策が強化され、炉心の損傷などシビアアクシデントへの対策も規制の対象となりました。 新規制基準では、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故を教訓として、地震・津波への対策や電源・冷却機能などの「設計基準」を大幅に強化しています。 また、従来は、事業者が自主的に取り組んでいたシビアアクシデントへの対策は、新規制基準において規制の対象となりました。 このように、シビアアクシデントを未然に防ぐための「設計基準」を強化したことと、シビアアクシデントが発生した場合でも事態を抑制し、大量の放射性物質の放出を防ぐための対策を新たに盛り込んだことが、新規制基準のポイントです。 なお、新規制基準は原子力発電所を新しく建設する際に要求する性能を示したものですが、すでに認可を受けている原子力発電所に対しても、この新規制基準への適合を義務づける「バックフィット制度」も導入されています。 PDFでもご覧いただけます PDFをみる 新規制基準適合性に係る審査(原子力規制委員会) この記事に登録されたタグ ここが知りたい!新規制基準Q&A原子力規制委員会新規制基準 このページをシェアする 関連記事 【寄稿】コロナ危機とエネルギー危機 ~第3話:コロナ危機はエネルギー供給を変える~ 汚染水に含まれるトリチウムは、どんな放射性物質? 海水浴場の放射性物質は大丈夫? エネルギー政策見直しの進め方は? Copyright(C) Japan Atomic Energy Relations Organization All Rights Reserved.
解説
ここが知りたい!新規制基準Q&A
[Q]新規制基準のポイントは、どんなこと?
日本原子力文化財団
2014年1月21日
[A]
地震や津波への対策が強化され、炉心の損傷などシビアアクシデントへの対策も規制の対象となりました。
新規制基準では、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故を教訓として、地震・津波への対策や電源・冷却機能などの「設計基準」を大幅に強化しています。
また、従来は、事業者が自主的に取り組んでいたシビアアクシデントへの対策は、新規制基準において規制の対象となりました。 このように、シビアアクシデントを未然に防ぐための「設計基準」を強化したことと、シビアアクシデントが発生した場合でも事態を抑制し、大量の放射性物質の放出を防ぐための対策を新たに盛り込んだことが、新規制基準のポイントです。
なお、新規制基準は原子力発電所を新しく建設する際に要求する性能を示したものですが、すでに認可を受けている原子力発電所に対しても、この新規制基準への適合を義務づける「バックフィット制度」も導入されています。
PDFでもご覧いただけます
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新規制基準適合性に係る審査(原子力規制委員会)
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