福島第一事故情報
事故で放出された放射性物質
除染の進め方
東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故に由来する放射性ヨウ素や放射性セシウムなど放射性物質が健康や生活環境に及ぼす影響を抑えるために除染し、放射線による被ばくを減らすことが課題となっています。環境省では平成24年1月1日に、国が除染などを行う「除染特別地域」を指定しました。除染特別地域は、自然放射線や医療によって受ける放射線を除いた年間の被ばく線量に応じて、20ミリシーベルト未満の区域が「避難指示解除準備区域」、20~50ミリシーベルトの区域が「居住制限区域」、50ミリシーベルトを超える区域が「帰還困難区域」に分けられます。「避難指示解除準備区域」では年間1ミリシーベルト以下を長期的な目標に、「居住制限区域」では20ミリシーベルト以下を目標に、平成24年度から本格的な除染が始まります。
また、除染によって発生する土壌や廃棄物の保管・管理については、国と市町村が協議しながら検討を行っています。
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