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ピン芸人時々ソロキャンパー しばしば社長の人生を変えた挑戦
~ 伸びしろを見つけ挑戦するエネルギー ~

掲載日:2023.4.24

2022年12月10日に松山大学樋又キャンパスにおいて、エネルギーに関するセミナーを開催しました。

セミナーには、松山大学の学生92名の参加がありました。


 第一部:じゅんいちダビッドソン氏×やのひろみ氏

本田選手のものまねは行動力から生まれた!

「1997年にコンビでデビューして、ずっと漫才師としてやっていました。

でも、うまく芽が出ずに解散したんです。

その後、ピン芸人になりました。それからR1グランプリの予選を受けたけど、2回戦で落とされてしまって。

そんな時に周りがね、『じゅんいちってサッカーの本田選手に似てない?』って言いだして。

『ものまねやってみれば』って言われたんです。

僕は言われたらとりあえずやってみるっていうのを自分の中で決めてました。

それでものまねをやってみたら、すごくウケたんです。

それから、コントもやろうと思って、モノマネとコントを混ぜてみた。

そして、R1グランプリで優勝することができました。」


じゅんいちダビットソン氏


<じゅんいちさんへの質問>
(Q) じゅんいちさんは「とりあえず行動してみる」というお話がありましたが、計画立てて行動するタイプの人はどうでしょうか?

(A)できるなら計画立ててやったほうがいいと思います。
   でも、計画から外れてミスするのも人生なので、それも楽しんでほしいなと思います。


(Q) つらいことがあったとき、どうやって立ち直っていましたか?

(A)つらいことも糧になるとは言いますけど、「もう無理」ってなるときはありますね。
   そういうときは、一回放棄してもいい。僕の場合、今は趣味のキャンプがあるから耐えられますね。
   僕のYouTubeを見てキャンプを始めるのはどうですか!
   全力で楽しめることに没頭すれば、つらいことも忘れるかもしれないですね。



<参加者の感想>

●芸人の方なのでとてもおもしろかった。自分はサッカーが好きなので本田佳祐さんのモノマネがすごく良かったです。

●プラス思考になれました。不安なことがあっても突き進める気がしてきました。

●とてもトーク力が高く、すんなりと話が入ってきました。なんでも挑戦することの大切さを学べました。

●就職を考える時期で悩むことも多かったが、自分のやりたいことを口にしてどんどん取り組んでいく大切さを学び、
 今後この考えを活かしていけると感じた。


 第二部 トークセッション:知っておいてほしい 日本のエネルギー政策
      じゅんいちダビットソン氏×前田博貴氏(資源エネルギー庁 原子力立地対策室長)×やのひろみ氏 

カーボンニュートラルってなに?どうすればいいの?

カーボンニュートラルとは、人間が生活をして排出する温室効果ガスの量を全体としてゼロにすることです。日本は2050年の段階で実現することを目指しています。2030年度には、温室効果ガス46%削減(2013年度比)する目標があります。

カーボンニュートラル実現のためには、温室効果ガス排出の8割以上を占めるエネルギー分野の取り組みが重要です。CO2の発生を抑えるには、省エネに取り組むだけでなく、化石燃料の使用を減らし、再生可能エネルギーや原子力など他のエネルギーに置き換えることが有効です。

しかし、再エネは発電が天候に左右されることやFIT(固定価格買取制度)による国民の負担といった課題があります。

また、原子力も安全が最優先ですが、安全に対する皆さんの不安といった課題があります。

ほとんど火力で賄っている現在では、急激な変更は難しいですが、カーボンニュートラルの達成やエネルギー自給率を上げるためには、こうした課題を乗り越えながら、あらゆる電源を使う必要があります。




日本のエネルギー自給率は1割しかない

東日本大震災以前は、原子力発電が今より多く稼働していたので、日本のエネルギー自給率は約2割でしたが、今、自給率は約1割しかありません。

エネルギー資源の9割は輸入に頼っています。もし、輸入できなくなってしまったら大変なことになります。

例えば、使用するエネルギーを石油だけにしたら、石油が輸入できなくなってしまったときに大変です。そのため、使用するエネルギー資源は、なるべく色々なものを使うエネルギーミックスが大切です。




<参加者の感想>

●日本のエネルギー自給率がすごく低いことに驚きました!

●日本のエネルギー自給率が1割という事を知りとても危機感を覚えました。

●普段の生活ではあまり聞かないエネルギーのことを詳しく聞くことができよかったです。

●今日聞いた事を自分たちも他の人に発信していくことが大事だと感じた。

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