教材・セミナー
関東
出前授業
【 エ リ ア 】 群馬県伊勢崎市
【 参 加 者 】 中学3年生
2年時に放射線について学んだ際に「普通に生活していてもある程度の放射線は浴びる」と習ったものの、今までは「放射線」と聞くと福島の原発事故やレントゲンなどを思い浮かべていて、あまりその実感がわいていませんでした。しかし、今日の実験で実際に大気中を飛び回る放射線を見たことで、少量とはいえ本当にこんなに普通にあるものなんだ、とその身近さを感じることができました。日本には原発事故による放射線への誤解はまだまだあるので、こうして一人一人が正しい理解を深めることが大事だと思います。
いつも化学の内容が難しく感じてしまい、理解が不十分になりがちな私でも、この講義を通してよく理解することが出来ました。特に印象に残ったことは、意外と私たちの周りにあるものは、放射線を出すものが殆どで、色々なところで放射線を浴びているということです。私にとって放射線は、悪いものなんだろうかという印象がありました。ですがこの講義で、不必要に怖がらないことが大切だと感じました。
放射線については今まで、存在を知っていた程度で、仕組みやどんなものに使われているかは詳しくなかったので、とてもためになりました。私は化学があまり得意な方ではありませんが、放射線の仕組みについて理解することができました。またα線など放射線の種類については理科の授業で習っていたので、それぞれ何によってさえぎることができるのかは知っていましたが、霧箱を使って実際に放射線を形として見ることは初めての体験で、今後もおそらくできないことだと思うので、できて良かったです。「はかるくん」を使った実習もでき、とても貴重な体験でした。放射線が使われている例を知ったり、「はかるくん」によって身近なものの放射線量の測定をしたりでき、放射線は想像以上に私達にとって身近な存在なのだとわかりました。今まで放射線についてあまり考えたことはありませんでしたが、今日の授業や実習で学んだことを今後に活かしたいと思います。放射線の悪い面だけに目を向けず、幅広い視点から見られるようにするためにも、放射線についてさらに知っていきたいと思いました。
授業で行った放射線の情報が、更に詳しく上書きされ、多くの知識をつけることができたと思いました。最初は放射線は難しい内容なので授業についていけるか不安でしたが、とてもわかりやすく楽しかったです。色々なところで活躍する放射線について自分でも調べてみたいです。