原子力・エネルギー図面集
【7-3-02】遠心分離法のしくみ
ウラン濃縮に用いられる方法の一種で、遠心分離機を使ってウラン235の濃縮度を上げる方法を遠心分離法という。気体状態の六フッ化ウラン(UF₆)を、高速回転中の遠心分離機に入れると、遠心力により重いウラン238が外側に、軽いウラン235が内側に分離される。ガス拡散法に比べ消費電力が少なく、比較的小規模の工場でも経済性が得られる等利点が多い。(2016年3月14日更新)
この記事に登録されたタグ
関連記事
Copyright(C) Japan Atomic Energy Relations Organization All Rights Reserved.