原子力・エネルギー図面集

【7-4-01】再処理の工程

使用済燃料は放射能を弱めるため、貯蔵プールに冷却・貯蔵される。その後、十分に放射能が弱まった後、約3~4cmの長さに細かくせん断し、燃料の部分を硝酸で溶かし、ウラン、プルトニウム、核分裂生成物に分離する。ウラン溶液とプルトニウム溶液は、精製、脱硝してウラン酸化物とウラン・プルトニウム混合酸化物になる。核分裂生成物を含む廃液は、強い放射能を帯びているため、ガラス原料と混ぜ合わせガラス固化体にされる。(2018年6月27日更新)

この記事に登録されたタグ

関連記事

PAGETOP