一般災害では、渋滞や自動車事故などのおそれがあることから、徒歩での避難を原則としています。原子力災害の場合は、放射性物質が外部に放出された場合を想定して、外気を遮断できる自動車などが適しています。自家用車の場合は、あらかじめ決められた避難ルートを通り、誘導員や自治体の職員、警察官、消防士などの指示に従ってください。
また避難時には多くの避難車両が一斉に動くため、渋滞する可能性もあります。長時間、車の中にいることも考えて避難グッズの中に水や簡易トイレを用意するなどの備えをしてください。自家用車のない人は、徒歩や自転車で集合場所へ行き、自治体が用意するバスなどを利用して避難をします。